一枚板が出来るまで

一枚板テーブルが出来るまでには、木と人の時間が惜しみなく注がれます。

1.伐採

伐採

気候、雨量、日当たり、土、そこにしか無い環境がそこにしか無い木を育てます。2つとして同じ木は無く、形、表情、全てがその木だけのものです。大きく育つ木、痩せている木など様々な木がありますが、ダイニングテーブルなどとして使用出来るサイズ(幅800mm程度)のものは樹齢が最低150年は必要になります。木暖かくなると木が土から養分を吸い上げ、乾燥時期に虫が付きやすくなる為、木の伐採は11月〜3月頃の寒い時期に行います。

2.製材

製材

伐採してすぐに製材すると木が狂いやすいので、しばらく寝かせてから製材します。人よりも大きな機械で製材していきます。製材する方向で形が大きく変わるので、板の形を想像しながら製材の方向を決めていきます。製材すると美しい木目が現れ、ここで初めてその木がどんな表情をしているのか分かります。

3.乾燥

乾燥

製材を終えた木は長い乾燥期間へと入ります。乾燥の工程は最も重要な工程です。乾燥が甘い板を使用し製品にすると、板の反り、ねじれ、割れが必ず起こります。製材時の木材の含水率は50〜150%、まず自然乾燥で、木材水分量を大気中の水分量の15 %未満まで落とす必要があります。空気が通る様に一枚一枚積み上げ丁寧にじっくり乾燥されます。乾燥期間はは板の厚み、目種で変わりますが、杉など乾燥が早い木でも最低2年〜3年は必要になります。

 

長い自然乾燥が終了したら人工乾燥に入ります。人工乾燥は最近の高気密な住宅に対応する為、半月程度、過度な感想状態にさらします。そうする事で過乾燥な環境さらされても板の狂いを極力抑える事ができます。

 

また、外国産の虫のつきやすい目種(マホガニー、ゼブラウッド)などは「高周波プレス」により虫を死滅させる処置をする場合もあります。

この工程はただ待つのでは無く、カビが生えないように、虫が付かない様板を動かしながら

その時を待ちます。

4.加工

乾間が全て終了し、ようやく一枚板テーブルへと加工出来ます。

乾燥後の一枚板は反りやネジレが最大限出ている状態で、先ず平面を出す事から初めていきます。

平面加工 → 鉋がけ → 穴や割れ、側面の仕上げ → サンディング → 塗装 → 完成 となります。

1.平面加工

平面加工

平面加工を裏表行い、反りやネジレをとってゆきます。

3ミリずつ何回にも分けて削ってゆきます。

2.鉋がけ

鉋がけ

表面を鉋で削ってゆきます。

横、斜め、真っ直ぐと方向を変えて段階的に削ります。逆目、凹みなどはここで全て消します。

3.穴や割れ、側面の仕上げ

穴や割れ、側面の仕上げ

穴や割れ、側面を仕上げます。

一枚板の側面は削りすぎずなるべく人工的な見た目にならない用、自然体に仕上げてゆきます。

4.サンディング

サンディング

サンディングはペーパーを変えながら3段階行います。

ペーパーの跡(リップマーク)が残らないように逆光で確認しながら仕上げてゆきます。

5.塗装

塗装

テーブルトップのオイル仕上げは、下地オイルを塗ってサンディング後、

仕上げ塗りを行います。その為、従来のオイル塗装に比べ、耐水性、耐熱性に優れます。

6.完成

栃 荒木
栃 一枚板テーブル

一枚板は木の人生そのものです。

木と人の時間が惜しみなく注がれ、あなただけの一枚板テーブルは完成します。

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